FISHING
フィッシング
生きる上で大切なことを
家族で学ぶ、釣り時間
FISHING
CONSEPT
サステナブルFishingは、釣りを通じて、子どもたちの環境意識を育むことを目的とした取り組みです。
釣り竿は竹で作り、餌は自然で採取し、釣れた外来種は堆肥として活用します。自然のライフサイクルに即した持続可能な要素を組み合わせています。
ACTIVITY CONTENT
活動内容
親子フィッシング大会を開催
ゲームが日常生活に浸透し、子どもの遊びが多様化したことにより、親子で釣りをする機会は昔に比べて少なくなりました。
昔に比べて自然と接する機会が失われている子どもたちに向けて、釣りを通じた自然体験の場を提供しています。
道具と餌は自然のものから
使用する釣竿は竹で作っています。放置竹林となった里山の竹を利用することで、竹の有効活用にも役立てています。
餌はミミズなどの自然のものや外来種であるジャンボタニシなどを使うようにしています。
親子で環境意識を育む
この取り組みは子どもだけでなく、親の参加が必要不可欠です。
親子で同じ時間を共有することで、家庭内でも釣りや環境の話をする機会を育むことにつながります。こうした親子での会話が、子どもの環境意識を育む上で有効であるとのデータもあります。
釣った外来種の活用
フィールドは、川や池です。それは、日本古来の在来種を守っていくことが、この取り組みの大きな目的のひとつであるためです。
釣れた外来種は、堆肥として活用し野菜づくりに役立てます。
EFFECT OF FISHING
釣りによる効果
- 魚から命を学ぶ
- 屋外で生き抜く知恵と強さ
- 親子で自然に触れる機会づくり
- 探究心、冒険心の刺激
フリーアナウンサー
フィッシング
キャスター
千葉めぐみさん
私が初めて釣りをしたのは小学3年生の頃。父と一緒にミミズを取り、近くの小川へ。何も語らずとも、肩を並べ一緒に竿を出しているだけで心を通わせる時間は貴重なひとときでした。大人になった今、釣りは本気で自然を楽しめる遊びだと感じています。自然の中に身を投じることで、その時間は「無」になり魚との駆け引きのみ、「無」になれることで自分自身リセットすることもできます。悩みがあっても、川の流れや波の音、頬を撫でる風など五感を使って感じることで「自分の悩みなんてちっぽけなものだ」と気付かされます。 父の背を追いかけ釣りに行っていた私も母となり、子供を釣りに連れていくようになりました。子供にとって、スーパーの切り身では感じることが難しい、魚の命。 自分で釣り上げ、直前まで生きていた 「命」をいただくことに、感謝の思いを持って欲しいと思っています。食育の面からも、親子の絆を深める点からも、釣りには学ぶことがたくさんあります。
VOLUNTEER
HOLDING THE EVENT
DONATE FISHING GEAR
釣り具を寄付する
使わなくなった釣り具の寄付で活動を支えてください。寄付いただいた道具は、イベントの開催時に活用したり、チャリティオークションを開催し売上をイベントの開催費用として活用させていただきます。釣り具は以下住所へ発送ください。
〒811-4146
福岡県宗像市赤間3-5-1-204
認定NPO法人改革プロジェクト
改革プロジェクト
代表理事
立花祐平
私は釣りから多くのことを学びました。物心つく頃から、叔父の影響で釣りをする毎日でした。釣りは単に魚を釣るだけではなく、目で見る自然の美しさ、鳥のさえずり、海や川、土のにおいなど五感を刺激し、感性を高めてくれます。こうして私が環境活動に取り組むようになったのも、幼少期からの釣りの経験があったからに他なりません。