【理事紹介】髙堂 大輔

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きっかけはいつものカレー屋 

5年前、2014年冬、いつものカレー屋で現理事の吉田からパトロールランニングという活動がわが町宗像で行われているという新聞の切れ端を見せられました。
それがパトランと私の出会いです。

ちょうどランニングに興味を持ち始めていた頃でダイエットも兼ねてパトランに参加しました。
今やそのダイエットは見事に失敗。 しかし、自分自身、内面は成長できているなと実感しています。
パトランのおかげで身も心も大きくなったという訳です。

パトランが全国に広がるきっかけとなったのは2014年度の住友生命様のヤングジャパンアクションの大賞受賞でした。いただいた賞金は活動拡大の大切な資金となりました。
また、フィギュアスケートの浅田真央さんと一緒にパトランができたということもパトランとして大きな宝物となりました。
浅田真央さんをお迎えする際、パトランを簡単に説明する寸劇をしようということで、少し演劇の経験のあった私が劇団あかね(当時のパトランメンバーの名前)を立ち上げその役割を受けました。

翌年度より法人理事兼スタッフに就任、現在に至ります。
2015年、パトランが宗像を飛び出します。 そこで今まで明確でなかったパトランのルール、規約を作成。 新チーム立ち上げのルール作成、説明。 活動拡大に伴うリスクマネジメント。
そしてパトランJAPANの立ち上げ。
Facebookグループを活用した全国のメンバーとの情報共有の仕組み作り。このグループは2019年9月現在、メンバー数1012名、投稿数3,300、コメント数12,710、リアクション数209,383というアクティブなグループへと成長するに至っています。
活動を管理、運営していくということを凄いスピードで実感、学びました。
同時にそれが簡単でないことも痛感しました。立ち上がったチームの早期消滅、参加者離れ。 時期的にもいい失敗だったと今振り返ると思えます。
この頃私の生活の中では、学生の頃の部活のような感じで団体、活動と向き合うようになりました。

 

パトランで人生が変わったひとりに。

2016年、さらにパトランは成長していきます。 メンバー、活動実施県の拡大。 私たち団体スタッフもその成長を止めない、鈍らせないように必死でした。 ミーティングの回数を増やしていき、次から次へ出てくる課題に対し皆で協議し対応していました。 またこの年はYOUNG JAPAN ACTIONの報告会ということで、浅田真央さん、浅田舞さんと一緒に約1,000名の方を前にトークショーをさせていただくという、私自身、今までで一番度胸が付く経験もさせていただきました。

2017年、団体が大阪マラソンの公式寄付先団体として選ばれ、関西圏でのパトランの強化ができるようになりました。また資金面からも各事業に投資することができるようになりました。パトランは順調に活動実施県も増加、各チームの運営、特徴も見えるようになってきました。

私自身は2014年にパトランで知り合ったメンバーと結婚しました。パトラン婚第一号となりました。現在までにパト婚は合計4組います。どこかででてきそうなキャッチフレーズのようですが、パトランで人生が変わりました。
そして、大阪マラソンにチャリティランナーとして、皆さんの支援をいただき出走、完走することができました。

2018年前半、ある出来事が起きました。弁護士にも相談し、一団体として慎重に対応を行いました。この事をきっかけに私自身、自分の置かれている立場、責任と改めて向き合うこととなりました。団体としても全国規模で展開している活動の運営を行なっていること、またその責任とリスクを再確認することができ、気を締め直すよいきっかけとなりました。

2018年後半、認定NPO法人アカツキさんに団体の組織として「立ち止まり対話する」ためのコンサルティングを実施していただきました。偶然にもアカツキさんが同内容で助成金として募集をされており活用させていただきました。前半の出来事もあり、これは巡り合わせだなと感じました。
ひたすら走り続けてきた私たちにとって、立ち止まることは非常に重要でした。
コンサルティングによって、団体スタッフ間の思いや考えの確認。スタッフそれぞれの役割、団体の中期計画などを中心に話し合い、団体組織として一丸となることができたと感じています。
私自身はファンドレイジング について学び凖認定ファンドレイザーの資格を得ました。 団体運営のファンドレイジング に意識が向き始め、自身のするべきことが見えてきました。
この頃にはもう部活ではなく一つの大切な使命、仕事として自身の気持ちにも生活の中にも定着しました。 今もそうですが脳内で考える時間は本業よりも多くの時間を占めています。

 

パトランとは何かを問い続ける

2019年現在、パトランでは東京チーム、びわこチームの立ち上げ、独自のウェブサービスの開始。 また、団体としては新しいスタイルのマラソン大会開催という新事業の開始、認定NPO法人申請と盛りだくさんで進んでいます。 5年、パトランとともに走ってきました。 パトランよ、よくここまで成長してくれたなと思うこと半分、よくここまで私を成長させてくれたなと思うこと半分です。

今、改めてパトランとは何だろう?と考えさせられています。
パトラン本来の目的である防犯。そして防犯、健康、仲間づくりの一石三鳥の活動であること。これはパトランの活動という点では手前味噌ですが超素晴らしいものです。これは活動に参加してくれている全国の仲間が証明してくれています。 ただ、パトランは単なる「活動」ではなかったというのが今思うところです。
パトランは人と人とをつなぐ「絆」でもあり、人の価値観や正義感が入り乱れる「場」でもあり、地域・人のエネルギーによって姿を変える「生物」であったり、また人生・人間を学ぶ「教科書」であったり。
答えは何かはわかりませんが私はそのように感じています。

今から5年、10年、20年、100年とパトランが多くの方々とともに成長してくことがとても楽しみです。 同時に私たちのビジョンである「子どもや女性、お年寄りが安心して暮らせる地域の実現」、スローガンである「犯罪なき世の中へ」を実現していけるようにこれからも団体、活動と向き合いともに進んでいきたいと思います。

最後に、 活動を応援してくださっている支援者の方々、活動に参加してくれている全国の仲間、沢山の苦楽をともにしてきた団体スタッフ、また生活の時間を使わせてもらっている家族、多くの方に支えられ、私は幸せです。幸せ太りです。

NPO法人 改革プロジェクト  理事 髙堂 大輔

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