【1足目】改革プロジェクトの始まり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「汚れてしまったこの海辺をなんとかできないだろうか」

団体の始まりは、地元の海辺の風景を見て揺れ動いた自らの心境の変化からだった。

福岡の宗像市に生まれこの場所で育ち、大学を機に上京。
社会人時代は大阪で約3年を過ごし、生きている臨場感を求め”冒険家”になろうと思い、仕事を辞めて地元に戻った。2010年のことだった。

久しぶりに見た地元の海辺の風景は、昔自分がよく遊んでいた海辺とは様変わりしていた。
その光景が、環境についてなどろくに考えもせずに生きてきた当時の僕の心に深く刺さった。

それからしばらく、自分には関係ないことだと心にしまい込み日常を送っていたが、やはり気にかかる。じゃあちょっと調べてみようと思いWEBで検索した。
すると、この海辺をボランティアで清掃しているらしき団体が引っかかった。

ボランティア活動などやったこともないし関心もない。どちらかといえば、ボランティアは高齢者や一部の熱心な人たちがやるものという印象しか持ち合わせていなかった。

なので自分でやろうとは思わず、汚れてますよというとお知らせのつもりでその団体へメールを送った。
が、待てど暮らせどその団体からの返信はなかった。

この段階で、自分の中にあった「人にやってもらう」という選択肢が、「自分でやってみようか」ということにシフトした。最初は望むべくしてだった。
あとでわかったことだが、その団体はメンバーの高齢化に伴い活動を休止していたそうだ。

これまでボランティアには全くもって疎遠だった。
そのため、海辺のごみを拾うだけにしてもルールというか、やり方がわからなかった。そこで【宗像市ボランティア】と検索してみると、地元にボランティアを手助けしてくれる公共の窓口があることがわかった。
わからないことがあればWEBで調べればヒントが見つかる、便利な世の中だと感じた。

その窓口は「市民活動・NPOボランティアセンター」という場所だった。
「NPO」って横文字でなんかカッコイイな程度の知識しかなかった。
それから7年後、僕はこのセンターを運営する団体の代表も務めることになろうとはまだ知る由もなかった。

 

代表理事 立花

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSで最新の情報を受け取る